自民党の重鎮として知られる茂木敏充氏。
東大卒、ハーバード大学院修了という輝かしい経歴を持つエリート政治家ですが、実は意外な一面も持ち合わせているんです。
今回は、そんな茂木敏充氏の意外な天才伝説を3つご紹介します！
天才伝説その1：朝が弱すぎるのに東大現役合格
茂木敏充氏の第一の天才伝説は、朝が極端に弱いにもかかわらず、東大に現役で合格したというものです。
元NHK政治ジャーナリストの岩田明子氏によると、茂木氏は東大の入試で驚くべきエピソードを残しています。
なんと、入試当日に寝坊して1時間も遅刻したにもかかわらず、見事現役合格を勝ち取ったそうです。
さらに驚くべきは、この遅刻のために国語の試験を受けることができなかったという事実です。
通常、大学入試で1科目を受験できないということは、ほぼ不合格が確定するような事態です。
しかし、茂木氏はそれでも東大に現役で合格したのです。
このエピソードは、茂木氏の並外れた学力と、危機的状況下でも冷静に対応できる能力を示しています。
国語を受験できなかったにもかかわらず現役合格できたということは、他の科目で圧倒的な得点を取ったことを意味します。
茂木氏本人も、この出来事について「文藝春秋」のインタビューで次のように話しています。
小さい頃から朝はずっと苦手だったもので（笑）。高校も大学も受験したのは1校だけで、一発勝負の試験に寝坊するというのは、大いなる不覚で反省しなければならないんですが、かなりの時間、遅刻しまして……でも、なんとか合格しました。
出典：文春オンライン
この「朝が弱い」という特徴は、政治家になってからも続いているようです。
岩田氏は「朝弱いのはかなり永田町では有名な話」と語っています。
茂木氏本人も「朝の会議は苦手」と認めているそうです。
さらに興味深いのは、茂木氏の出身地にまつわるエピソードです。
茂木氏は栃木県足利市の出身で、小学校4年生まで1クラス19人の分校に通っていたという「自称」田舎育ちなのです。
このような環境から東大に進学し、さらには入試に遅刻しても合格するという経歴は、まさに天才と呼ぶにふさわしいでしょう。
天才伝説その2：驚異的なフォトグラフィックメモリー
第二の天才伝説は、茂木氏の驚異的な記憶力です。
政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、茂木氏について「フォトグラフィックメモリー（映像記憶）の能力がある」と評価しています。
茂木氏本人も、「教科書のどのページの左側に源頼朝の写真があったかなど、だいたい覚えていた」と証言しています。
この驚異的な記憶力は、政治の世界で大きな武器になっています。
複雑な政策の詳細や、過去の発言、統計データなどを瞬時に思い出せるからです。
岩田明子氏は「1回私が話したことを何年たっても覚えているのでびっくりする」と語っています。
この能力は、長期的な政策立案や外交交渉などで大きな強みとなっているでしょう。
さらに、茂木氏の記憶力は英語力にも活かされているようです。
岩田氏によると、茂木氏は英語も相当堪能だとのこと。
これは、ハーバード大学院での留学経験と、その後のキャリアで培われたものでしょう。
この驚異的な記憶力と語学力が、朝が弱いというハンデを補って余りある武器となっているのかもしれません。
天才伝説その3：華麗なるエリートコース
第三の天才伝説は、茂木氏の華麗なる経歴です。
東大卒業後、ハーバード大学院、読売新聞政治部、マッキンゼーと、まさにエリートコースを歩んでいます。
- 1978年：東京大学経済学部卒業
- 1978年～1981年：総合商社の丸紅に勤務
- 1983年：ハーバード大学ケネディ行政大学院修了
- 1983年：読売新聞政治部で短期間勤務
- 1983年～1991年：マッキンゼー・アンド・カンパニーのコンサルタントとして活動
この経歴を見ると、茂木氏が様々な分野で経験を積んできたことがわかります。
特に、ハーバード大学院での留学経験や、世界的に有名なコンサルティング会社マッキンゼーでの経験は、国際的な視野と高度な分析力を身につける上で大きな役割を果たしたと考えられます。
興味深いのは、茂木氏が読売新聞政治部での勤務を経験していることです。
この経験は、後の政治家としてのキャリアにも大きく影響を与えたでしょう。
メディアの視点を理解し、効果的な情報発信ができる政治家として成長する基礎となったのかもしれません。
また、マッキンゼーでの8年間の経験は、茂木氏の分析力と戦略的思考を磨いたと考えられます。
この経験が、後の経済政策立案などに活かされているのでしょう。
このような多彩な経験を持つ茂木氏は、政治家としても幅広い分野で活躍しています。
経済産業大臣、外務大臣、自民党幹事長など、要職を歴任してきました。
まとめ
茂木敏充氏の3つの天才伝説を見てきました。
1. 朝が弱すぎるのに東大現役合格
2. 驚異的なフォトグラフィックメモリー
3. 華麗なるエリートコース
これらの特徴が、茂木氏の政治家としての独特な個性と能力を形作っているのでしょう。
朝が弱いという人間味のある一面を持ちながら、驚異的な記憶力と華麗な経歴を併せ持つ茂木敏充氏。
その独特な個性が、これからの日本政治にどのような影響を与えていくのか、今後の動向にも注目が集まりそうです。
朝に弱いという弱点を持ちながらも、その他の能力でカバーし、トップ政治家として活躍する茂木氏の姿は、多くの人々に希望を与えるかもしれません。
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