タレントとして活躍する紗栄子さんが、動物保護活動に力を入れていることをご存知でしょうか?
那須高原にある「NASU FARM VILLAGE」を拠点に、馬や犬、猫たちの保護活動を行っている紗栄子さん。
今回は、紗栄子さんが動物保護活動を始めた理由や具体的な取り組みについて詳しく見ていきましょう。
紗栄子の動物保護活動への思い
紗栄子さんは、動物保護活動にどんな思いを抱いているのでしょうか。
紗栄子さんがNASU FARM VILLAGEの経営を担うことになったのは、2020年夏のことでした。
きっかけは、乗馬のために訪れた際に牧場の存続が危ぶまれていることを知ったことです。
「お馬さんやワンちゃんの命がどうなるか分からないみたいな話があって、私が手を挙げて、ここの経営に参画することにしました」。
出典:スポニチ
「もし引き受けてくれるなら、自分たちはもっと頑張れる」というスタッフの言葉に心を動かされ、紗栄子さんは牧場の運営に携わることを決心しました。
NASU FARM VILLAGEは東京ドーム11個分もの広大な敷地を持つ牧場です。
紗栄子さんは、この場所を動物たちの安全な避難所にすることを決意しました。
自分の心を震わすものに出合ったとき、そしてやるべき使命を感じたときには、迷わず行動に移す。それが彼女の生き方。
出典:CREA
こんな紗栄子さんの信念が動物保護活動を始める原動力となっていったのでしょう。
紗栄子が動物保護活動を始めた理由と背景
紗栄子さんが動物保護活動を始めた理由とはどんなものだったのでしょうか。
紗栄子さんが動物保護活動を始めた最大の理由は、殺処分の危機にあった19頭の馬たちの存在でした。
「誰かが守らないと、人間の都合で失われる生命があるという現実。
それが、私がここに来た何よりの理由でした」と紗栄子さんは語っています。
とは言え、牧場経営は全くの未経験の紗栄子さん。
不安に思うことも多々あったと思われます。
しかし、紗栄子さんの考えは、とても柔軟なもので、こんな風に語っています。
「何から始めればいいかさえ分からないから、まずはここに飛び込もうと(笑)。以前は子どもたちの進学でイギリスに移住したことがありましたし、必要とされているところに身を置くのが、私にとっては自然なことなんです」
出典:CREA
この姿勢が、那須への移住と動物保護活動への全面的な取り組みにつながったのではないでしょうか。
紗栄子の動物保護活動の具体的な取り組み
紗栄子さんの動物保護活動の具体的な取り組みについて見ていきましょう。
NASU FARM VILLAGEでは、紗栄子さんを中心に様々な動物保護活動が行われています。
主な活動内容は以下の通りです
- 19頭の元競走馬や元競技馬の保護と世話
- 21匹の保護猫の世話と里親探し
- 3匹の保護犬の世話と里親探し
- 地域猫のTNR活動(捕獲・不妊手術・元の場所に戻す)
- 保護動物の健康管理と医療ケア
紗栄子さんは、保護犬・猫の里親を探す活動を「生きる目的、使命」と表現しています。
単に動物を保護するだけでなく、新しい家族との出会いを創出することにも力を入れているのです。
また、紗栄子さんは動物保護活動の啓蒙にも力を入れています。
紗栄子さんは、フジテレビ「ザ・共通テン!SP」に出演の際こんな風にコメントしています。
「ペットショップもあるけど、保護犬や保護猫っていう選択肢もあるっていうことを、今回番組で取り上げてくださっていたので、良いご縁がひとつでも多くあることを願っています」
出典:Yahoo!ニュース
そして現在は、動物保護活動に熱心に取り組みながら、大自然の中で動物を中心の生活をパワフルに過ごしているようです。
まとめ
紗栄子さんの動物保護活動は、単なる趣味や一時的な取り組みではありません。
NASU FARM VILLAGEの経営から日々の動物たちのケアまで、全身全霊で取り組む彼女の姿勢は多くの人々に感動を与えています。
この活動を通じて、紗栄子さんは以下のようなメッセージを私たちに伝えています
- 命の大切さと、人間が動物に対して持つ責任
- 行動を起こすことの重要性
- 保護動物の存在と、新しい家族になる可能性
紗栄子さんの活動は、動物保護の重要性を社会に訴えかけるとともに、一人一人が行動を起こすことの大切さを教えてくれています。
今後も紗栄子さんの動物保護活動を応援し、見守っていきたいと思います。
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