元乃木坂46のメンバーとして活躍し、現在は舞台女優として注目を集める能條愛未さん。
そんな能條愛未さんですが、2025年11月10日に歌舞伎俳優の中村橋之助さんとの婚約を発表し、大きな話題となっています。
舞台での出会いから結婚へと進んだ能條愛未さんですが、そのダンスの実力も改めて注目されています。
幼少期からの習い事や、舞台での活躍も気になりますよね。
そこで今回のこの記事では、
主にこの2つに迫っていきます。
能條愛未さんのダンス経験についてみていきましょう。
能條愛未さんは、幼稚園の頃から舞台に立つことを夢見ていました。
きっかけは、幼少期に観た『美少女戦士セーラームーン』のミュージカルでした。
舞台で輝く”ちびうさ”役の少女を見て、「あっち側に行きたい」と母親に伝えたそうです。
その夢を叶えるため、母親は能條愛未さんに様々な習い事をさせてくれました。
クラシックバレエ、タップダンス、ジャズダンス、演劇スクール、歌のレッスンなど、舞台に立つために必要なスキルを徹底的に学んだのです。
能條愛未さん本人も、インタビューでこう語っています。
母親がすぐにクラシックバレエや地元の演劇スクール、タップダンスなど、できる限りの習いごとをさせてくれて。1週間、毎日習いごとをさせてもらっていたので、本当に感謝しています。
出典:Real Sound
小学校時代には、歌・ダンス・お芝居などの習い事に一週間の全てを費やすという徹底ぶりでした。
学校が終わったら友達と遊ぶのではなく、毎日習い事に通う日々を送っていたのです。
普通の子どもなら嫌になってしまいそうですが、能條愛未さんは嫌だと思ったことは一度もなかったそうです。
それだけ表現することが好きで、舞台に立つことへの情熱が強かったのですね。
能條愛未さんが習っていた複数のダンスジャンルの中でも、特に得意なのがタップダンスです。
所属事務所のプロフィールにも「特技:タップダンス」と明記されており、公式に認められた能力です。
タップダンスは足でリズムを刻む高度な技術が必要なダンスで、幼少期からの訓練が活きています。
乃木坂46時代には、その実力を披露する機会もありました。
2013年の「真夏の全国ツアー」では、メンバー全員が下駄を履いてタップダンスを披露する「下駄ップ」という企画が行われました。
下駄でタップダンスをするという難易度の高いパフォーマンスでしたが、能條愛未さんは幼少期からの経験を活かして見事に踊りきったのです。
乃木坂46を卒業後、能條愛未さんは舞台女優として本格的に活動を始めました。
卒業後初の舞台となったのは、2019年のレビューショー「GIRLS REVUE」です。
この作品は女性キャストのみで構成される歌とダンスのレビューショーで、能條愛未さんは複数の役を演じ分けました。
さらに、2018年にはミュージカル「少女革命ウテナ~白き薔薇のつぼみ~」で舞台初主演を果たしました。
この作品では、殺陣にも初挑戦し、華麗で美しい剣さばきを披露しています。
そして2021年、運命のミュージカル「ポーの一族」で夫婦役として中村橋之助さんと共演しました。
この舞台での出会いが、2人の交際のきっかけとなったのです。
舞台での能條愛未さんについて、本人はこう語っています。
舞台に立って、カーテンコールの瞬間、あの最後の瞬間だけは自分に自信が持てるというか、自分のことを誇りに思える唯一の瞬間だなって毎回思うんです
出典:Real Sound
幼少期からの夢だった舞台で、ダンスと演技を融合させた表現を続けている能條愛未さん。
婚約会見では、今後も女優業を続けていくことを明言しており、梨園の妻となっても舞台への情熱は変わりません。
能條愛未さんのダンス遍歴について見てきました。
幼稚園の頃から舞台に憧れ、小学校時代には週7日すべてを習い事に費やしていた能條愛未さん。
タップダンス、クラシックバレエ、ジャズダンスと複数のジャンルを経験し、特にタップダンスを特技としています。
乃木坂46時代には「下駄ップ」でその実力を披露し、卒業後は舞台女優として本格的に活動を開始しました。
そして2021年のミュージカル「ポーの一族」での共演が、中村橋之助さんとの出会いとなり、2025年11月に婚約発表へと至りました。
幼い頃から積み重ねてきたダンス経験が、今の舞台表現につながっている能條愛未さん。
梨園の妻となっても、舞台女優としての活動を続けていく姿に今後も注目です!