お笑いコンビ「アインシュタイン」の河井ゆずるさん。
バラエティ番組でひっぱりだこのアインシュタイン河井さんですが、実は壮絶な生い立ちを持っていることをご存知でしょうか？
今回は、アインシュタイン河井さんの生い立ちや家庭環境、そして家族にまつわるエピソードをリサーチしてみました！
アインシュタイン河井の壮絶な生い立ち
アインシュタイン河井さんの生い立ちとはどんなものだったのでしょうか。
アインシュタイン河井こと河井ゆずるさんは、大阪府大阪市出身の芸人さんです。
河井さんが3歳のとき、父親が家を出て、一家は母子家庭となりました。
母がいうには、「お父さんは買い物に行ったまま帰ってきいへん」と。実際は、両親が離婚したから家を出ていったみたいですけど。大阪のおばちゃんらしいユーモアでしょうね（笑）。
出典：CHANTO WEB
それ以降、河井さんは母親と弟さんとともに極貧生活を送ることになります。
生活が苦しかったため、少年野球のユニフォームはおさがり。
誕生日やクリスマスのプレゼントもなかったと河井さんは語っています。
しかし、河井さんはこの厳しい環境に負けることなく、家族を支える「ヤングケアラー」としての役割を担い、当時をこんな風に振り返っています。
「母は明るい性格というか能天気というか。“貧乏で何があかんねん”っていうタイプ。それで救われてる部分はあった。でも、今で言うヤングケアラーみたいなことだったのかな」
出典：スポニチ
河井さんは中学生になると、母親に「おめでとう。これでゆずるも働けるな」と。
その言葉を受けてと新聞配達のアルバイトを始め、その収入を家計に入れていました。
家計を支えようと必死になっていた河井さんですが、高校2年生の時に、アパートの家賃が払えなくなり、雑居ビルの屋上にあるプレハブ小屋で暮らさなければならなくなってしまったのだそうです。
とても過酷な生い立ちがあったのですね。
アインシュタイン河井の厳しい家庭環境
河井さんの家庭環境はどうだったのでしょうか。
河井さんの家庭環境は、まさに「貧困」という言葉で表現されるものでした。
河井さんの母親は、夜はスナック、昼は喫茶店を経営して生計を立てていました。
昼夜を問わず働き続ける母親の姿は、河井さんに大きな影響を与えたのではないでしょうか。
高校卒業後も、河井さんは複数のアルバイトを掛け持ちし、家計を支え続けました。
河井さんはこの過酷な家庭環境について、次のように語っています。
ちっちゃいころから「死ぬ気でやったら何でもできる」って、よく言われてたんです。そりゃあ苦しい時期もありましたし、「こんな環境で悔しい」みたいな、被害者のような意識もちょっとあったんですよ。
出典：SUUMO
しかし、22歳のとき、ついに夢だった芸人への道を歩み始めます。
このころは、弟さんもアルバイトをしていたため、生活に少し余裕ができていたのだそうです。
NSC（吉本総合芸能学院）に入学し、苦労を重ねながらも芸人としての道を歩み始めました。
アインシュタイン河井の家族エピソード
河井さんにはどんな家族エピソードがあるのでしょうか。
河井さんの家族にまつわるエピソードは、河井さんの人間性をよく表しています。
特に印象的なのは、30年ぶりの父親との再会のエピソードです。
河井さんが33歳のとき、「自分のルーツを知りたい」「エピソードトークになるかも」という軽い気持ちで、自力で父親の居場所を調べ、手紙を送りました。
33歳の時に『買い物に出掛けて30年。何を買いに行ったのか気になるなぁ。もう何を買いに行ってたとしても面白いやろなぁ…』そんな軽いノリで何か良いエピソードトークにでもなればいい、くらいの気持ちだったんですよね。
出典：CHANTO WEB
その後、父親から電話があり、30年ぶりに再会を果たしたのです。
しかし、その再会の場面は意外にもユーモラスなものでした。
父親の第一声は「この子、誰？」（河井さんの後輩を指して）というもので、30年ぶりの再会にもかかわらず、コミカルなやりとりが交わされたのだそうです。
30年ぶりの再会って、案外こんなものなのかもしれませんね。
居酒屋に行って近況を話したり、1年半ぐらいの期間は、月に1回程度あったりしていましたが、現在は、河井さんから連絡をすることはないのだそうです。
この経験を通じて河井さんは、「父を反面教師に、やりたいことがあれば自分で行動する」と決意したと語っています。
一方、母親とは現在も良好な関係を保っているようで、LINEでギャグのようなメッセージが送られてくるなど、親子の仲の良さがうかがえます。
まとめ
アインシュタイン河井こと河井ゆずるさんの生い立ちと家庭環境、そして家族エピソードについてご紹介しました。
極貧の生活、ヤングケアラーとしての役割、30年ぶりの父親との再会など、河井さんの人生は波乱万丈そのものでした。
しかし、そんな厳しい環境の中でも、河井さんは前を向き続けていました。
母親の明るさと強さを受け継ぎ、家族を支え、そして自分の夢を追い続けたのです。
河井さんの生い立ちは、極貧や家庭の困難を乗り越え、家族を支えながら夢を追い続けたストーリーとして、多くの人に勇気を与え続けてくれることと思います！
河井さんの笑いと強さが、多くの人々に希望を与え続けることを願っています！
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