ピアニスト亀井聖矢さんの名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
若くして数々の国際コンクールで優勝を果たし、今最も注目を集める若手ピアニストの一人です。
いま最もコンサートチケットが入手しづらいピアニストの一人と言っても過言ではないでしょう。
今回は、亀井聖矢さんの飛び級経験や学歴、そして溢れる才能について詳しく見ていきましょう。
亀井聖矢の飛び級進学とは?桐朋学園大学への道のり
亀井聖矢さんが飛び級の経験があるというのは本当なのでしょうか。
亀井聖矢さんは、高校2年生で飛び級し、桐朋学園大学音楽学部に進学しています。
これは同大学初の「飛び入学特待生」としての入学でした。
飛び級のきっかけは、高校1年時に全日本学生音楽コンクールで第1位を獲得したことです。
その演奏を聴いた桐朋学園大学の学長から直接オファーを受け、飛び級制度が新設されたのです。
愛知県立明和高等学校音楽科に通っていた亀井さんは、飛び級に対応するカリキュラムがなかったため、高校2年で退学する必要がありました。
しかし、恩師の後押しもあり、この大きな決断を下しました。
驚異の学歴!亀井聖矢の輝かしい経歴
亀井聖矢さんの学歴を見てみましょう。
- 愛知県立明和高等学校音楽科(2年次終了で退学)
- 桐朋学園大学音楽学部(飛び入学特待生として入学、首席で卒業)
- 桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース(在籍中)
- カールスルーエ音楽大学(ドイツ、在籍中)
桐朋学園大学を卒業した後も、国内外で研鑽を積み続けている亀井さん。
その姿勢からも、音楽への情熱と向上心が伺えます。
さらに驚くべきは、桐朋学園大学に飛び入学し、さらに首席で卒業!優秀すぎて言葉も出ませんね。
ちなみに、亀井さんがピアノを始めたのは4歳の時だそうです。
溢れる才能の証明 国内外で高評価を得る亀井聖矢
亀井聖矢さんの国内外での評価についてみていきましょう。
亀井聖矢さんの才能は、数々の受賞歴が証明しています。
- 2019年:第43回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ及び聴衆賞
- 2019年:第88回日本音楽コンクールピアノ部門第1位及び聴衆賞
- 2022年:ロン=ティボー国際音楽コンクール優勝
- 2025年:エリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部門第5位
特に2022年のロン=ティボー国際音楽コンクールでは、「聴衆賞」「評論家賞」も同時受賞し、国際的な評価の高さを示しました。
亀井さんの演奏は「超絶技巧の若きヴィルトゥオーゾ卓越した演奏能力の持ち主)」と称され、難曲を自在に弾きこなす技術と多彩な音色、圧倒的な表現力で聴衆を魅了しています。
数々の受賞歴のある亀井聖矢さんですが、意外にも、ショパンの演奏が苦手なようで、次のように語っています。
「大好きな作曲家だから情感をたっぷり込めて弾くと、過剰になってしまうんです」。
出典:MBS
自他共に認める「練習の虫」なのだそうですが、料理と謎解きが大好きで、早起きやメール・LINEの返信が億劫なところもあるそうです。
ごくごく普通の青年の一面もお持ちなのですね。
まとめ
亀井聖矢さんの飛び級経験、輝かしい学歴、そして溢れる才能について見てきました。
- 高校2年で飛び級し、桐朋学園大学に特待生として入学
- 桐朋学園大学を首席で卒業し、現在も国内外で研鑽中
- 国際コンクールでの数々の受賞歴が才能を証明
- 「超絶技巧」と「圧倒的な表現力」で聴衆を魅了
若くして世界的な評価を得ている亀井聖矢さんは、日本が誇る若手ピアニストです。
今後のさらなるご活躍に期待していきましょう!
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