陸上短距離界のレジェンド、シェリー・アン・フレイザー・プライス選手が息子の運動会で見せた驚異的な走りが世界中で話題となっています。
オリンピック金メダリストである彼女が、一般の保護者たちと競った100mレースの様子がSNSで拡散され、大きな反響を呼んでいます。
家族との時間を作りたいという理由から、フレイザー・プライス選手は東京2025世界陸上大会での現役引退を表明しています。
そんな彼女の、現役最後の年となる2025年に起きたこの出来事。
今回は、その衝撃的な映像と共に、この話題の真相に迫ってみましょう。
フレイザープライス、息子の運動会で驚異的な走りを披露
2025年4月、38歳のフレイザー・プライス選手は息子ザイオン君の学校運動会に参加しました。
現役最後の年に臨んだ保護者100mレースでの彼女の走りは、まさにオリンピックの再現のようでした。
スタート直後から他の保護者たちを引き離し、ゴール時には約20メートルもの大差をつけて1位でフィニッシュ。
その姿は、長年世界のトップに君臨してきたアスリートの集大成とも言える実力を如実に示すものでした。
フレイザー・プライス選手は、レース後にSNSで「まだ出場禁止になっていないから、スタートラインに立つわ」とユーモアたっぷりのコメントを投稿。
引退を控えた今だからこそ、母親としての一面と競技者としての本気の姿勢が融合した特別な瞬間となりました。
世界が注目!SNSで1400万件以上の表示を記録したフレイザープライスの爆走映像
フレイザー・プライス選手の驚異的な走りを捉えた映像は、瞬く間にSNSで拡散されました。
X(旧Twitter)では1400万件以上の表示を記録し、世界中のスポーツファンや一般の人々の注目を集めています。
実際の映像がこちらです!
映像では、青いウェアを着たフレイザー・プライス選手が他の保護者たちを圧倒的に引き離す様子が鮮明に捉えられています。
その走りは「速すぎてドローンも追い付けない」と評されるほどの圧巻のパフォーマンスでした。
この映像に対し、ネット上では「レジェンドの最後の輝きを見た気がする」「引退前にこんな走りが見られて感動」といったコメントが寄せられ、多くのファンが彼女の現役最後の年の活躍を称えています。
オリンピック金メダリストのフレイザープライスvs一般保護者、その圧倒的な差とは
フレイザー・プライス選手の実力は、一般の保護者たちとの圧倒的な差として如実に表れました。
彼女の100m自己ベストは10秒60で、これは世界歴代3位の記録です。
一方、一般成人女性の100m平均タイムは約15〜18秒程度とされています。
この差は、20年以上にわたり世界のトップで活躍してきたアスリートの実力を如実に示すものと言えるでしょう。
フレイザー・プライス選手の輝かしい経歴を振り返ると、
- オリンピックメダル8個(金3、銀4、銅1)
- 世界選手権金メダル10個(100m5回、4x100mリレーなど)
- 2008年北京、2012年ロンドン五輪で100m連覇
- 2017年に息子ザイオン君を出産後も現役を続行
これだけの輝かしい経歴、並大抵の努力で成し遂げられるものではなかったでしょう。
特に、出産後も現役を続行し続けたことは、「世界最速の母」の称号に値すべき存在です。
まとめ:フレイザープライスが見せた母としての一面と世界最速の実力
今回の運動会での出来事は、フレイザー・プライス選手の多面的な魅力を改めて世界に示すとともに、彼女の輝かしいキャリアの締めくくりを象徴するものとなりました。
世界最速の母として知られる彼女ですが、息子ザイオン君の運動会に参加し、全力で走る姿は、アスリートとしての本気の姿勢と同時に、一人の母親としての愛情も感じさせるものでした。
引退後は、このような家族との時間をより多く過ごすことになるでしょう。
フレイザー・プライス選手は「息子の勝利が何より嬉しい」と語り、この日ザイオン君も自身のレースで1位を獲得。
母子そろっての快挙に、学校全体が歓喜に包まれたといいます。
38歳となった今も衰えを知らない彼女の走りは、多くの人々に感動と驚きを与えました。
同時に、20年以上にわたり世界のトップで活躍してきたアスリートの実力と一般人との圧倒的な差を改めて認識させる機会ともなりました。
フレイザー・プライス選手の引退は陸上界にとって大きな転換点となりますが、彼女が残した記録と感動は永遠に語り継がれることでしょう。
世界最速の母として、そしてレジェンドとして、彼女の名は陸上史に深く刻まれることになります。
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