吉野敏明さんといえば、歯科医師として活躍しながら政界にも進出した注目の人物です。
日本誠真会の代表としても活躍されています。
なぜ医療の世界から政治の世界に飛び込んだのでしょうか。
その驚きの経歴と政界進出の理由が気になりますよね。
今回は、吉野敏明さんの経歴や政治活動、そして政界進出を決意した背景について詳しく見ていきます。
吉野さんの政治家としての一面を知ることで、現代の日本が抱える課題や、これからの政治のあり方についても考えるきっかけになるかもしれません。
それでは、早速本題に入っていきましょう！
吉野敏明の経歴と医療分野での活躍
まずは、吉野敏明さんの経歴と医療分野での活躍について見ていきましょう。
吉野敏明さんは1967年、神奈川県横浜市に生まれました。
医療の道を志し、1993年に岡山大学歯学部を卒業しています。
その後、東京医科歯科大学歯学部歯科保存学第二講座（歯周治療学）に入局し、歯科医師としてのキャリアをスタートさせました。
吉野さんの医療分野での主な経歴は以下の通りです。
- 1999年：日本歯周病学会 歯周病認定医（現専門医）取得
- 2005年：日本歯周病学会歯周病専門医取
- 2006年：吉野歯科診療所 歯周病インプラントセンター開設
- 2008年：医療法人社団誠敬会設立、理事長就任
- 2014年：医療法人十字会松見病院（現やさか記念病院）理事長就任
- 2017年：医療法人桃花会一宮温泉病院理事長就任
- 2022年：銀座エルディアクリニック院長就任
吉野さんは歯科医師としての活動だけでなく、医療問題アナリストや作家、YouTuberとしても幅広く活動しています。
その豊富な経験と知識を活かし、国内外で講演や執筆活動も行っています。
そして、ご自身が院長を務める「銀座エルディアクリニック」のホームページにおいて、患者さんに対しての思いを次のように綴っています。
常に知識習得と技術の研鑽を積み、世界基準の歯科医療を患者様に提供することはもちろんのこと、同様に「全身全霊をもって患者様に尽くす」ことを重視しています。
出典：銀座エルディアクリニック
吉野敏明が政界進出を決意した背景
では、なぜ吉野敏明さんは医療の世界から政治の世界に進出することを決意したのでしょうか。
その背景には、以下のような要因があると考えられます。
既存政治への疑問と危機感
吉野さんは、「既存政党の利益誘導型政治」や「国民への誠実さの欠如」に強い疑問と危機感を持っていました。
「お金や物を配ることで票を集める」や「政策の実現よりも人気取りが優先される」現状を問題視し、「信頼や尊敬、信用に基づく政治」を実現したいと考えるようになりました。
医療現場での経験
長年の医療現場での経験から、現行の社会保障や医療政策の限界を痛感していました。
「本当に国民の健康と生活を守る政治」を目指す必要性を強く感じ、その思いが政界進出の動機となりました。
誠実な政治の実現
吉野さんが率いる「日本誠真会」では、「誠意・真実・敬い」を掲げ、「国民のためのまっとうな政治」を標榜しています。
この理念を実現するためには、自ら政治の世界に飛び込む必要があると考えたのでしょう。
吉野敏明の政治活動と主な主張
吉野敏明さんの政治活動と主な主張について見ていきましょう。
政治活動の経緯
吉野さんの政治活動の経緯は以下の通りです。
- 2021年12月：参政党共同代表、参議院議員全国比例区第2支部長に就任
- 2022年7月：第26回参議院議員通常選挙に出馬（落選）
- 2023年4月：大阪府知事選挙に出馬（落選）
- 2024年10月：政治団体「日本誠真会」を立党し、党首に就任
主な政治主張
吉野さんは「新政五憲論」を提唱しており、以下のような主張を展開しています。
- 現行の日本国憲法を「占領憲法」として無効とし、大日本帝国憲法の復元・改正を主張
- 選択的夫婦別姓や同性婚の導入、女性候補者のクォータ制に反対
- 食料自給率向上のため、学校給食のパン食廃止と米食推進を提案
- エネルギー自給率向上のため、地熱発電などを活用した「バイナリー発電」の推進
医療と政治の融合
吉野さんは「政治と医療の二刀流」を掲げ、医療現場での経験を政治に活かすことを目指しています。
全身と口腔、東洋医学と西洋医学を包括した治療アプローチを政策にも反映させようとしています。
まとめ
吉野敏明さんの政界進出の背景と主な活動について見てきました。
医療の専門家としての経験を持ちながら、既存の政治への疑問と危機感から政界に進出した吉野さん。
その独自の視点と主張は、日本の政治に新たな風を吹き込む可能性を秘めています。
今後の吉野さんの政治活動が、日本の医療政策や社会保障制度にどのような影響を与えるのか、注目していく価値があるでしょう。
医療と政治の融合を目指す吉野敏明さんの挑戦は、これからの日本の政治のあり方を考える上で、重要な視点を提供してくれるかもしれません。
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