山本期日前の炎上の真実!M-1中国ネタで起きた3つの波紋?

M-1グランプリ2023の予選3回戦で、吉本興業所属の漫才コンビ「ゆかいな議事録」が披露した中国ネタが大きな波紋を呼びました。

山本期日前さんと長島聡之さんによるこのネタは、お笑い界やSNS、そして芸能界・メディア業界に大きな影響を与えました。

今回は、この炎上の真相と3つの波紋について振り返っていきましょう。

目次

山本期日前(ゆかいな議事録)炎上の第1の波紋:お笑い界での賛否両論

第1の波紋についてみていきましょう。

ゆかいな議事録の中国ネタは、お笑い界に大きな議論を巻き起こしました。

「風刺」と「ヘイト」の境界線が問われる中、多くの専門家や芸人たちが意見を述べています。

Yahoo!ニュースのエキスパート記事では、このネタの詳細な内容分析と専門家による考察が行われました。

一部の人々はこれを鋭い政治風刺だと評価する一方で、多くの人々はヘイトスピーチの域に達していると批判しています。

お笑いの世界では、タブーに踏み込むことで笑いを生み出す手法がありますが、今回のケースではその境界線を越えてしまったという意見が多く見られます。

山本期日前さんの政治への関心が高いことは知られていましたが、それがネタにどう反映されるべきかについて、業界内で激しい議論が交わされています。

実は、山本さんの政治への興味は中学2年生の時に遡ります。

偶然見た衆院補欠選挙で、小泉純一郎首相など全国の有名政治家が応援に来ている様子や、候補者のユニークな選挙活動を目にして衝撃を受けたそうです。

「選挙って何なんだ」という深い違和感が、彼の政治への興味の原点となったのです。

山本期日前(ゆかいな議事録)炎上の第2の波紋:SNSでの激しい議論

出典:毎日新聞

第2の波紋についてみていきましょう。

ネタの動画がYouTubeで公開されると、SNS上で激しい議論が巻き起こりました。

ネット保守層からの擁護と批判層の対立が顕著に見られ、社会の分断を浮き彫りにしました。

MAG2 NEWSの記事では、このネタを「ネトウヨ漫才」として批判的に分析しています。

一方で、「事実だから納得できる」「タブーを笑いに変えるのが漫才の芸」といった擁護意見も多く見られました。

山本期日前さんのXアカウントには、支持と批判の両方のコメントが殺到し、ネタに対する反応が二極化している様子が見られます。

この対立は、日本社会における中国や韓国に対する感情の複雑さを反映しているとも言えるでしょう。

山本さんは自身を「選挙芸人」と称し、これまで全国で500以上の選挙を観戦してきたと報じられています。

山本さんは選挙演説を聴くことを「パワースポット巡り」に例え、全身全霊を注ぐ候補者や熱心な聴衆からエネルギーをもらっていると表現しています。

このような熱狂的な選挙マニアぶりが、今回のネタの背景にあったのかもしれません。

山本期日前(ゆかいな議事録)炎上の第3の波紋:芸能界・メディア業界への影響

第3の波紋についてみていきましょう。

この騒動は、芸能界やメディア業界にも大きな影響を与えました。

特に注目されているのが、吉本興業と政治との関係性です。

吉本興業は以前から自民党や日本維新の会との関係が指摘されており、今回のネタがその関係性を反映しているのではないかという疑念が浮上しています。

山本期日前さんの政治への関心と、所属事務所の政治的立ち位置との関連性について、様々な憶測が飛び交っています。

また、M-1グランプリのような公の場で政治ネタを披露することの是非についても議論が広がっています。

お笑いの自由と社会的責任のバランスが問われる事態となっており、今後のお笑い番組や漫才大会での政治ネタの扱いに影響を与える可能性があります。

2020年に結成された「ゆかいな議事録」は、選挙を題材にした漫才を披露しています。

ゆかいな議事録は「学びと笑いの両立」を目指し、政治に興味のない若者の関心を引くことを目的にネタを考案しています。

山本さんはこうした選挙漫才で注目され、テレビ朝日系番組『オスカル!はなきんリサーチ』などにも出演し、選挙の面白さや重要性を伝える芸人として活動しています。

まとめ

山本期日前さんらによる中国ネタは、お笑い界、SNS、そして芸能界・メディア業界に大きな波紋を呼び起こしました。

この騒動は、表現の自由と社会的責任、政治とエンターテインメントの関係性など、多くの問題を提起しています。

今後、お笑い界がこの経験をどのように生かし、より成熟した表現を模索していくのか、注目が集まるでしょう。

同時に、視聴者一人一人が「笑い」の本質と社会的影響力について考える機会にもなったのではないでしょうか。

山本期日前さんと「ゆかいな議事録」の今後の活動と、この騒動が日本のお笑い界に与える長期的な影響を見守る必要があります。

山本さんはYouTubeやSNSでも選挙に関する解説動画を積極的に発信しており、若者の主権者教育に力を注いでいます。

2024年12月には駿河台大学の政治学講義に特別講師として招かれ、日本の選挙制度や自身の活動について講演しました。

このように、お笑いの枠を超えて政治教育にも貢献する山本さんの活動は、今回の騒動を機にさらに注目を集めることになりそうです。

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