国民民主党の幹事長として知られる榛葉賀津也(しんば かづや)議員。
政治家としての顔とは別に、「ヤギおじさん」という意外なニックネームで親しまれていることをご存知でしょうか。
なぜ参議院議員がヤギを飼っているのか?
そして、それが政治家としての活動にどのような影響を与えているのでしょうか?
今回は、榛葉賀津也議員の意外な素顔に迫ります。
政治家としての経歴から、ヤギ飼育を始めた理由、そしてそれが榛葉議員の政治活動にもたらす影響まで、詳しく見ていきましょう。
榛葉賀津也のプロフィールと政治家としての経歴
榛葉賀津也議員のプロフィールをみていきましょう。
榛葉賀津也(しんば かづや)議員は、1967年生まれの静岡県菊川市出身の政治家です。
アメリカ・オハイオ州のオタバイン大学国際問題研究学部を卒業後、政界に入りました。
現在は国民民主党所属の参議院議員として活躍し、同党の幹事長を務めています。
これまでに防衛副大臣や外務副大臣を歴任するなど、豊富な政治経験を持っています。
榛葉議員は政策通として知られ、特に外交・安全保障分野に強みを持っています。
また、プロレス好きとしても有名で、プロレス団体・リアルジャパンプロレスのコミッショナーを務めるなど、多彩な一面を持つ政治家として注目されています。
ヤギおじさんの誕生:榛葉賀津也がヤギを飼い始めた理由
榛葉賀津也議員はどうしてヤギを飼い始めたのでしょうか。
榛葉議員が「ヤギおじさん」と呼ばれるようになったのは、2016年頃のことです。
参議院民進党国対委員長に就任し、多忙を極めるようになった榛葉議員は、自宅の畑の草刈りに手が回らなくなりました。
そんな時、知人から「ヤギは草を食べてくれる」というアドバイスを受け、草刈り対策としてヤギを飼い始めたのです。
最初に迎えた雄ヤギ「ケビン」を皮切りに、現在では6匹ほどの「ケビンファミリー」に成長しました。
ヤギたちには「ケビン」「ロージー」「ビリー」「リーチ」「チェリー」「ケイト」などの名前が付けられ、榛葉家の大切な一員となっています。
しかし、現在は、ちょっと状況が変わってきたようで、飼育しているヤギが増え、草をすぐに食べてしまうため、榛葉議員がエサとなる草を刈って与えてあげるというパラドックスが生じているそうです。
この珍しい趣味が近所の子どもたちの間で評判となり、榛葉議員は親しみを込めて「ヤギのおじさん」と呼ばれるようになったのです。
榛葉賀津也のヤギ飼育が政治家生活にもたらす影響と反響
ヤギの飼育が榛葉賀津也議員にもたらす影響についてみていきましょう。
ヤギ飼育は、榛葉議員の政治家としての生活に意外な影響をもたらしています。
まず、ヤギの世話は榛葉議員にとって重要なリラックスタイムとなっています。
政務や党務の緊張から解放され、心の洗濯ができる貴重な時間だと語っています。
榛葉議員は、2024年の取材の際、ヤギについて次のように話しています。
いつもは朝5時半ごろから掃除とえさやりと、ブラッシングをしています。ヤギってね、永田町の人と違ってウソをつかないんですよ(笑い)。心が洗われます。ほんとうにいやされます。
出典:日刊スポーツ
また、ヤギ飼育は榛葉議員のメディア露出にも大きな影響を与えています。
ヤギと触れ合う様子の動画はSNSやYouTubeで人気を集め、政治活動の動画よりも多くの視聴を集めることもあります。
この「ヤギおじさん」としての一面は、政治家としての硬いイメージを和らげ、親しみやすさを演出しています。

まとめ
榛葉賀津也議員は、国民民主党の幹事長として重要な政治的役割を担う一方で、「ヤギおじさん」という意外な一面を持つ政治家です。
ヤギ飼育は単なる趣味にとどまらず、政治家としての日々の緊張を和らげ、親しみやすいイメージを作り出す重要な要素となっているようです。
政治家としての真面目な顔と、ヤギを愛する親しみやすい素顔の両立が、榛葉議員の魅力となっているのではないでしょうか。
これからも、政策実現に向けて奔走する姿と、ヤギたちと触れ合う優しい表情の両方に、注目が集まることでしょう。
榛葉賀津也議員の今後の政治活動と、ヤギ飼育を通じた地域との交流に、引き続き注目していきたいと思います。
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