中日ドラゴンズの根尾昂選手が「頭が良い」と評される理由をご存知ですか?
2024年1月のインタビューで「頭が良いという情報はデマです!」と笑顔で否定した根尾選手ですが、中学時代の成績はオール5、月に13〜14冊もの本を読破する読書家として知られています。
高校時代には監督から「根尾さん」と敬語で呼ばれ、東大野球部からも注目されていた文武両道のスーパースター。
そこで今回は、根尾昂選手が頭がいいと言われる理由と、文武両道を支える習慣について詳しく解説していきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう!
根尾昂が頭がいいと言われる理由

根尾昂選手が「頭がいい」と評される理由は、その圧倒的な学業成績にあります。
- 中学時代にはオール5という完璧な成績
- 野球の名門校である大阪桐蔭高校では、野球部の生徒が通う体育・芸術コースの中でも成績優秀者のみが入れるAクラスに在籍
同校の教師は「野球部の練習の合間を縫って課題をこなすのは大変なことです。授業中に寝ているなんて聞いたことがない。彼ならこれから勉強しても、京大に合格できるかもしれません」と評価しています。
また、その学業成績の優秀さは、日本最高峰の学府である東京大学からも注目を集めていました。
東大野球部は早くから根尾選手に注目しており、「彼が本気で勉強すれば東大合格も可能だった」とされています。
根尾選手本人は、小学校時代を次のように振り返っています。
特に勉強をしろと言われたわけではありませんが、勉強をするのが当たり前というか。小学校の生徒数が少なかったので、友達同士お互いを意識できて、負けたくない気持ちがありました。
出典:Number Web
全国の小学生のお子さんを持つ親御さんたちが泣いて喜びそうな言葉ですね。
根尾昂の文武両道を支える読書習慣

根尾選手の知性を支える大きな要素の一つが、その驚異的な読書習慣です。
父親の浩さんから毎月20冊もの本が野球部の寮に送られてきており、彼自身は月に13〜14冊という膨大な量の本を読破しています。
読書のジャンルは野球などのスポーツ雑誌から小説、哲学的な本まで多岐にわたります。
特に『思考の整理学』や『論語と算盤』などの古典的名著を愛読していることが知られており、ドラフト後にはこれらの本がアマゾンの総合ランキングで2位と3位に急上昇し、版元も増刷をかけたほどなのだそうです。
根尾選手本人は「本は好きですね。ジャンルは野球に限りません。主に授業の合間に読みます。眠くなかったら移動の時間に読むこともあります」と語っています。
大阪桐蔭の西谷浩一監督は「移動中のバスでも本を読んでいますし、勉強も熱心。どっちが大人なのか、わからなくなるときもありました」と評価しています。
根尾昂の文武両道を支える時間管理術

プロ野球選手として厳しい練習を積みながら、同時に知的活動を継続するには、優れた時間管理能力が必要です。
根尾選手は限られた時間の中で最大の効果を上げる術を身につけています。
根尾選手の勉強法は、しっかりと授業を聞くことを基本としています。
先生を「自分の知らないことを教えてくれる存在」としてリスペクトし、どんな言葉も聞き漏らさないよう集中していたそうです。
大阪桐蔭入学後は練習時間が長くなり、勉強時間が限られる中でも、学校、グラウンド、寮の移動時間や就寝前の30分などを活用し、短時間集中学習を実践していたようです。
高校時代、根尾選手は「いま、勉強は30分くらいしかできていないんですけど、そのおかげもあって集中力が高まっているように感じます」と語っています。
この短時間集中学習が野球の練習にも良い影響を与えていたのかもしれません。
プロ入り後も根尾選手の学習への情熱は衰えることがありません。
2025年には投手転向4年目を迎え、4試合に登板しましたが思うような結果を残せず、3年連続の年俸ダウンとなりました。
しかし根尾選手は「悔しさが残る1年ですけど、来季は一軍にずっと1年間居続けられるように。2月のキャンプからアピールしていきたい」と前向きにコメントしています。

まとめ
今回は、根尾昂選手が頭がいい理由と文武両道の裏にある習慣についてお伝えしました。
根尾昂選手が「頭がいい」と評される理由は、中学時代のオール5という完璧な成績と、大阪桐蔭での成績上位クラス在籍という客観的な事実にあります。
文武両道を支える習慣としては、月に13〜14冊という驚異的な読書習慣と、移動時間や就寝前の30分を活用した効率的な時間管理術が挙げられます。
プロ入り後は投手転向という異例の道を歩み、2025年には3年連続の年俸ダウンという厳しい現実に直面していますが、根尾選手の学習への情熱と前向きな姿勢は変わっていません。
2026年の活躍に期待したいですね!

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