黒岩里奈さんは、文藝春秋所属の編集者として活躍する注目の人物です。
その経歴や、SF作家・AIエンジニアの安野貴博さんとの馴れ初めについて詳しく見ていきましょう。
黒岩里奈の輝かしい経歴

黒岩里奈さんの経歴をみていきましょう。
黒岩里奈さんの経歴は、まさにエリートコースそのものと言えます。
1990年生まれの黒岩さんは、東京都文京区育ち。
名門・桜蔭中学校・高等学校を経て、東京大学に進学しました。
大学では当初、工学部都市工学科に在籍していましたが、ノーベル文学賞作家バルガス=リョサの講演に感銘を受け、文学部国文学科へ転部。
この経験が、後の編集者としてのキャリアにつながっていきます。
卒業後は2014年にKADOKAWAに入社。
6年間の経験を積んだ後、2020年に文藝春秋へ転職し、現在に至ります。
編集者としての黒岩里奈の実績
黒岩里奈さんの編集者としての実績についてみていきましょう。
黒岩さんは、若手作家の支援やノンフィクション、社会問題を扱う企画を担当し、数々の話題作を世に送り出してきました。
代表作には以下のようなものがあります。
- 『青くて痛くて脆い』(著:住野よる)
- 『指先から旅をする』(著:藤田真央)
- 『令和元年の人生ゲーム』(著:麻布競馬場)
- 『婚活マエストロ』(著:宮島未奈)
黒岩さんの編集スタイルは、現代社会のトレンドを見極め、読者の心を掴む企画力に定評があります。
また、担当作家との緊密なコミュニケーションを重視し、才能を引き出す手腕も高く評価されています。
黒岩里奈と安野貴博の馴れ初め

黒岩里奈さんと安野貴博さんの馴れ初めについてみていきましょう。
黒岩里奈さんと安野貴博さんの出会いは、東京大学時代にさかのぼります。
二人は同級生で、大学1年生の頃から共通の友人を通じて顔見知りでした。
しかし、本格的に会話を交わしたのは大学3年生の時のこと。
きっかけは、教育プログラムの一環で「エクストリームな人に取材する」という課題。
安野さんが「マインスイーパー(PCゲーム)が世界一速い人」として黒岩さんにインタビューしたのです。
「マインスイーパー強い人っていいな」と安野さんは思ったそうです。
この時、黒岩さんは安野さんのことを「新しいプロダクトを生み出す面白い人」と認識。
安野さんが大学のシラバスとSNSを連携させたシステムを開発していたことに感心していました。
当時から互いに惹かれあっていたのではないでしょうか。
交際が始まったのは大学卒業後。
その時のエピソードを黒岩さんは次のように話しています。
卒業後に連絡を取り合って付き合うことになった時、告白された場所が新宿のカラオケ館で、しかも、『渇き。』っていう人間不信になるようなグロい映画を観た後だったので、いろんな意味で「今ここ?」とはなりました。
出典:文春オンライン
これに対し、安野さんは、「あれがベストタイミングだった」と語っています。
安野貴博の黒岩里奈へのユニークなプロポーズと結婚生活

安野貴博さんの黒岩里奈さんへのプロポーズがどういったものだったのかみていきましょう。
二人は24歳の時に結婚しますが、そのプロポーズがとてもユニークでした。
黒岩さんは、安野さんからの最初のプロポーズについて、次のように話しています。
当時同棲していたきったない部屋で、指輪ではなくMacBookを「パカッ」と開いて例の提案書をもらったんですけど、「私の望む“パカッ”はそれじゃない!」と言って、ベタなプロポーズを仕切り直してもらいました。
出典:文春オンライン
安野さんらしいと言えば安野さんらしいユニークなプロポーズですね。
また、二人の結婚生活は、「お互い一切何もしない」という取り決めの下に成り立っているそうです。
お互いの自律性を尊重するということなのでしょうか。
一見、とてもドライな関係に見えますが、二人の絆は強く、安野さんが東京都知事選に出馬した際、黒岩さんは安野さんを全面的にサポートしています。
安野さんは、2025年7月の参議院選挙への出馬も表明しており、黒岩さんサポートの下、選挙活動での二人の強いパートナーシップをみることができるのではないでしょうか。

まとめ
黒岩里奈さんの経歴は、名門校出身から東大卒、そして一流出版社での活躍と、まさにエリートそのもの。
しかし、その華々しい経歴以上に注目すべきは、現代社会のトレンドを捉える鋭い感性と、作家の才能を引き出す編集力でしょう。
また、安野貴博さんとの馴れ初めや結婚のエピソードからは、二人の独創的な価値観や、常に変化を求める姿勢が垣間見えます。
今後も、編集者としての黒岩さんの活躍と、安野さんとのユニークな夫婦関係に注目が集まりそうです。
二人の今後の展開にも、引き続き注目していきたいですね。
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