池脇千鶴さんといえば、役作りのために体型を変化させたり、驚くべき変身を遂げたりすることで知られる実力派俳優です。
2025年のNHK朝ドラ「ばけばけ」での出演が話題となっていますが、池脇さんの役作りへの情熱は昔から変わりません。
今回は、池脇千鶴さんの驚きの役作りエピソード5つをご紹介します。
2025年のNHK朝ドラ「ばけばけ」で、池脇さんは24年ぶりの朝ドラ出演を果たしました。
今回池脇千鶴さんが演じたのは、伝統的な日本髪と和服姿の母親役。
しかし、そのビジュアルへの変化は驚きの一言でした。
「少しふっくらとした顔立ちでにっこりと微笑んでいる」という姿は、まさにキャラクターに完全に溶け込んだ証拠でした。
引き続き、驚きの役作りエピソードをみていきましょう。
「その女、ジルバ」の撮影中、突然自転車に乗るシーンが追加されました。
しかし、池脇さんは自転車に乗れないと告白。
撮影は一時中断されましたが、池脇千鶴さんは猛練習を重ね、後日見事に自転車に乗りこなしたのです。
「池脇さんがシーンの成り行き上、急に自転車に乗ることになったのですが、”私、自転車に乗れない”と言って嫌がり、その日は撮影ができなかった。ところが、練習してきたのか、別の日には完璧に乗りこなし、無事に撮影できました」(ドラマ関係者)
2015年公開の映画「きみはいい子」での役作りも注目に値します。
池脇さんはこの作品で、監督から「とにかく太るように」という指示を受けました。
驚きの役作り方法がこちらです!
池脇さん自身「とにかく太るように指示されて。他の作品に出演中だったんですが、そのときの衣装が入らなくなるくらいでした」と語っています。
まだまだ驚きの役作りエピソードがあるんです!
「その女、ジルバ」では、池脇さんは見事に3つの異なる人格を演じ分けました。
「日本人がやると、絶対に取ってつけたようなものになってしまうのが多い。いわゆる眼鏡っ子がメガネを外すことで美女になるとか…だが、ここでは、池脇千鶴が流石の芝居をしている」(映画評論家)
2025年2月放送のフジテレビ系ドラマ「秘密~THE TOP SECRET~」第2話でのゲスト出演は、まさに”別人”レベルの変身でした。
視聴者からは「クレジットを見るまで池脇千鶴だとわからなかった」「本当にリアルでいそうなお母さんになりきってる」という声が相次ぎました。
そして極めつけのエピソードがこちらです!
2006年の映画「ストロベリーショートケイクス」での池脇さんの役作りは、まさに本物の献身でした。
免許取得について、池脇さんは次のように語っています。
50ccの原付でもよかったのですが、秋代さんを後ろに乗せるシーンで練習をしているとき、50ccより125ccのほうがしっくりしたので、撮影の1週間前に急きょ小型免許を取りに行きました。
出典:シネマトゥデイ
また、「実際にデリヘル嬢の方とお会いする機会があって、そのときお話を聞きました」とも語っています。
まさに役者魂の塊ですね!
池脇千鶴さんの役作りは、単なる外見の変化を超えた「完全変身」です。
体重増加から肌荒れ、老け顔メイクまで、文字通り「別人」になることで、観客を物語の世界に引き込む、その献身ぶりはまさに「憑依型俳優」の称号にふさわしいものです。
池脇さんの以下のような演技哲学を持っているようです。
「どこから見られても、どこから撮られても、誰と対峙して、誰とお芝居してようと、そこの物語の中に生きている人になりたい」という池脇さんの言葉は、池脇千鶴さんの役者としての姿勢を端的に表しています。
これからも池脇千鶴さんの驚きの役作りと、それによって生み出される素晴らしい演技に注目していきたいですね。