人気俳優として活躍する池松壮亮さん。
その独特な演技力と存在感で多くの作品に出演し、高い評価を得ています。
今回は、池松壮亮さんの学歴や意外な学生時代のエピソード、そして俳優としてのキャリアについて詳しく見ていきましょう。
池松壮亮の出身校と学歴
池松壮亮さんの学歴についてみていきましょう。
池松さんは福岡市の出身で、地元の私立高校である福岡大学附属大濠高校(偏差値62-70 みんなの高校情報2025より)を卒業しています。
この高校は2011年度までは男子校として知られており、池松さんも男子校ならではの経験をしたようです。
池松さんは高校時代を振り返り、「男子校なんですよ」と語っています。
近隣に女子校が並んでいたため、文化祭では女子生徒が集まってくることも多かったそうです。
高校時代の池松さんはとてもモテたそうで、2024年テレビ出演の際、高校の同級生が次のようなエピソードを話してくれています。
学校の時に、めっちゃモテて、文化祭の時に、そっちに並びすぎて食堂に誰も来なかったって」
出典:スポニチ
高校卒業後、池松さんは東京へ進学します。
池松さんが選んだのは日本大学芸術学部映画学科の監督コースでした。
ここで4年間、映画制作について学びました。
池松さん自身、インタビューで「担任の先生に勧められて日大芸術学部へ進学した」と語っています。
実は池松さん、高校卒業後の進路を考えたとき、最初は進学に気が進まなかったそうです。
しかし、まだ社会に出たくないという思いから大学進学を決意したと明かしています。
池松壮亮の意外な学生時代のエピソード
池松壮亮さんの学生時代には、意外なエピソードがたくさんあります。
特に印象的なのは、池松さんのスポーツへの情熱です。
子供の頃から「ラグビーと野球をやっていた」と本人が語っているように、池松さんは運動が得意だったようです。
特に野球に関しては、小学校から高校まで一貫して打ち込んでいました。
高校時代は、俳優業との両立のため硬式野球ではなく軟式野球部に所属し、副キャプテンも務めていたそうです。
さらに、テレビ番組『ノンストップ!』に出演した際には「高校の時、野球部だったんですけど一番声が大きかった」と話しており、明るく元気なムードメーカーだったことがうかがえます。
実は池松さん、子供の頃はプロ野球選手を目指していたそうです。
しかし、俳優業との両立が難しくなり、プロへの道を断念したと語っています。
大学時代のエピソードも興味深いものがあります。
上京後は「寂しかったし、友達もできなかった」と語っており、1年目には「学校へ行ってくる」と言って映画館に入り浸っていたことを明かしています。
池松さんは「大学時代は映画と向き合う期間だった」と話しており、映画館に通って映画を観続けた日々だったと述懐しています。
池松壮亮の俳優としてのキャリアスタートと成長
池松壮亮さんの俳優としてのキャリアは、驚くほど早くスタートしています。
2001年、わずか10歳で劇団四季ミュージカル『ライオンキング』のヤング・シンバ役で舞台デビューを果たしました。
これが池松さんの俳優人生の始まりとなりました。
実は、このオーディションを受けたきっかけが面白いんです。
池松さんは当初、歌ったり踊ったりすることに全く興味がなかったそうです。
しかし、母親から「野球カードを買ってあげる」と言われ、渋々オーディションに行ったのだとか。
300円の野球カードに釣られて始まった俳優人生。
これも運命の不思議さを感じさせるエピソードですね。
そして2003年、13歳の時にトム・クルーズ主演の映画『ラスト サムライ』で、主人公の心を開く少年・飛源役を演じ、スクリーンデビューを果たします。
この大作への出演は、池松さんの俳優としての才能を世界に示す機会となりました。
その後も、2008年の映画『DIVE!!』での飛び込み競技の中学生チャンピオン役、2014年の『バンクーバーの朝日』での日系人野球チームの三塁手役など、スポーツを題材にした作品で、その身体能力と演技力を存分に発揮しています。
近年では、『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(2017)や『宮本から君へ』(2019)などで主演・助演として高い評価を受け、その演技力はますます磨きがかかっています。
特に『宮本から君へ』では、キネマ旬報の主演男優賞を受賞するなど、池松さんの演技力が高く評価されました。


まとめ
池松壮亮さんの学歴と学生時代、そして俳優としてのキャリアを振り返ってきました。
福岡大学附属大濠高校から日本大学芸術学部へと進学し、その間も俳優活動を続けてきた池松さんの姿勢は、非常に印象的です。
野球に打ち込んだ高校時代、映画漬けだった大学時代、そして10歳という若さでスタートした俳優キャリア。
これらの経験が、現在の池松さんの演技力や表現力の基盤となっていることは間違いないでしょう。
池松さんの多彩な経験と真摯な姿勢が、現在の彼の演技の深みや幅広さにつながっているのかもしれません。
今後も池松壮亮さんの活躍から目が離せません。
池松さんの演技がスクリーンで輝き続けることを、私たちは心から楽しみにしています。
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