元祖いちごちゃんハイパーペロちゃんが、ついにキングオブコント2025の決勝進出を果たしました。
独特の「ホラー系コント」で知られる元祖いちごちゃんですが、その結成秘話や衝撃的な舌芸、そして今後の展望など、気になる点が多いのではないでしょうか。
今回は、元祖いちごちゃんのハイパーペロちゃんの魅力に迫り、元祖いちごちゃんの独自の世界観がどのように生まれたのかを探っていきます。
ハイパーペロちゃんが語る元祖いちごちゃんの結成秘話

元祖いちごちゃんは、2014年に結成された異色のお笑いコンビです。
吉本総合芸能学院(NSC)東京校14期生として出会った植村侑史さんとハイパーペロちゃんが、紆余曲折を経て現在のコンビを結成しました。
ハイパーペロちゃんは結成秘話について次のように語っています。
「最初は別々のコンビで活動していたんですが、NSCの夏合宿で偶然同じ部屋になったんです。そこで即席トリオ『とんちんかんぷん』を結成して、なんと合宿参加者の中で3位になれたんです!」
しかし、その後もすぐにはコンビを組まず、約1ヶ月後にハイパーペロちゃんが突然植村さんに「やっぱり組もう」と提案したことで、現在の「元祖いちごちゃん」が誕生したのです。
ハイパーペロちゃんの衝撃的な舌芸がキングオブコント決勝進出の鍵に
2025年、元祖いちごちゃんは念願のキングオブコント決勝進出を果たしました。
その決め手となったのが、ハイパーペロちゃんの衝撃的な舌芸だったのです。
ハイパーペロちゃんは自身の特技について次のように語っています。
「舌が長くて滑舌が悪いから『ハイパーペロちゃん』なんだと思います。実際に舌を鼻につけることができるんですよ」
この独特の特技を活かしたネタが審査員の心を掴み、決勝進出への切符を手に入れたのです。
キングオブコント2025決勝進出者発表会見では、その場で舌芸を披露し、他のファイナリストや報道陣を驚かせました。
ハイパーペロちゃんが明かす「ホラー系コント」誕生の裏側
元祖いちごちゃんの特徴的な芸風は「ホラー系コント」と呼ばれています。
この独自の世界観はどのように生まれたのでしょうか?
ハイパーペロちゃんは次のように説明しています。
「僕たちのネタの約8割は実体験に基づいているんです。日常会話の中で出会った『ヤバい人』を題材にしたコントを得意としています」
例えば、代表的なネタ「豆腐屋」では、突然現れる謎の人物による「鳩の避難訓練」など、まったく脈絡のない展開が続き、最後は「何が君の幸せ何をして喜ぶ分からないまま終わる」という不条理な問いかけで終わります。
この独特の世界観が、観客の心を掴み、元祖いちごちゃんの人気を支えているのです。
ハイパーペロちゃんが描く元祖いちごちゃんの未来像

キングオブコント2025決勝進出を果たし、さらなる飛躍が期待される元祖いちごちゃん。
元祖いちごちゃんは今後どのような活動を展開していくのでしょうか?
ハイパーペロちゃんは次のように語っています。
「地道にコツコツやっていくしかないですね。結局お笑いってお客さんに楽しんでもらうのがすべてなんで、その延長として賞レースは1年の集大成を見せる場だと考えています」
また、ハイパーペロちゃんには「生きている証を残したい」という強い思いがあります。
この思いの背景には、14歳の時の衝撃的な経験があったのです。
ハイパーペロちゃんは当時のことをこう振り返ります。
植村:人生がつまんないから死のうと思って多摩川に行ったんだよね。そしたら思ったより浅瀬で、そのまま川を横断しちゃったっていう。
ペロちゃん:足元がちょっと濡れただけ。
出典:note
死ねなかった後、そのときに生きてる証を残したいって考えて、お笑いをしようって浮かんだんだよなあ。
この経験が、ハイパーペロちゃんのお笑いへの情熱と、生きる意味を見出す原動力となっているのです。
今後も、ライブ活動を中心に、着実にステップアップしていく元祖いちごちゃんハイパーペロちゃんの活躍に、ますます注目が集まることでしょう。
元祖いちごちゃんの独特な世界観と、生きることへの強い思いが込められたネタは、多くの人々の心に響き続けていくに違いありません。

まとめ
元祖いちごちゃんは、独自の「ホラー系コント」で観客を魅了し、キングオブコント2025決勝進出という大きな成果を挙げました。
ハイパーペロちゃんの衝撃的な舌芸や、実体験に基づいた不条理なネタ作りが、元祖いちごちゃんの魅力の源泉となっています。
今後も、地道な努力を重ねながら、お客さんに楽しんでもらうことを第一に活動を続ける元祖いちごちゃんの姿勢は、多くのファンの心を掴んでいます。
元祖いちごちゃんとハイパーペロちゃんの今後の活躍に、ますます期待が高まります。
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