現在、経済安全保障担当大臣として活躍する高市早苗氏。
その凛とした佇まいと力強い発言から、厳格なイメージを持つ人も多いでしょう。
しかし、その若かりし頃は意外にも「不良娘」で「バイク女子」だったという噂があります。
今回は、高市早苗氏の学生時代に焦点を当て、その意外な素顔に迫ります。
高市早苗のバイク歴と不良娘伝説

高市早苗氏の学生時代についてみていきましょう。
高市早苗氏は、自身のインタビューで「大学に入るまでは不良してたんです。ギンギンのロックバンドもやってたし、バイクにディスコも大好きだった」と語っています。
この発言から、高市氏の意外な一面が垣間見えます。
普段の真面目な印象からは想像もつかない、青春時代の姿が浮かび上がってきます。
高市氏のバイク歴は16歳から始まったとされています。
当時は通学やアルバイト先への移動手段として利用していたようです。
しかし、この点については高校時代の同級生からは異なる証言もあり、真相は明らかではありません。
ある同級生は「畝傍(うねび)高校時代にバイクの話は聞いたことがない」と語っており、高校時代のバイク乗りについては疑問が残ります。
一方で、高市氏の母校・奈良県立畝傍高校は当時奈良のトップ校だったそうです。
優秀な成績で入学した高市氏が、本当に「不良娘」だったのかという疑問も浮かびます。
しかし、優等生と不良娘の二面性を持っていた可能性も考えられます。
高市氏本人は次のようにも話しているからです。
高校時代は遅刻しがちで通学にはバイクを使っていました。スカートの下にジャージを穿(は)いて跨(またが)り、学校の裏手に停めて、金網をよじ登って登校するのが毎朝のスタイルでした。校則違反なのでダメなことはわかっています。
出典:FRIDAY
学生時代のバイク愛好ぶりと証言
高市氏の学生時代のバイク愛好ぶりを示す証拠として、以下の3点が挙げられます。
- 16歳から37歳まで21年間のバイク歴:愛車はKawasaki Z400GPとSUZUKI GSX400S KATANAでした。
- 学生時代の本格的なライディング:裏六甲や阪奈道路のカーブを攻めることを好んでいたそうです。
- バイク漫画『バリバリ伝説』全巻所有:20代前半はこの漫画にハマっていたと語っています。
特に、Kawasaki Z400GPについては、「黒色ボディと金色ホイールにこだわっていた」と高市氏自身が語っています。
こちらがご自慢の愛車Z400GPです。

このこだわりは、バイク好きとしての情熱を感じさせます。
近隣住民の証言によると、「夜中遅くにバイクで帰ってきたこともあった」とのことです。
また、高市氏の母親が娘のバイク乗りぶりを自慢していたという証言もあります。
ある住民は「夕飯の支度をしていたら『ドドドッ』と、バイクの低いエンジン音が遠くから聞こえてきて。『あ、早苗ちゃんだ』とすぐわかりました」と回想しています。
これらの証言は、高市氏のバイク好きぶりを裏付けるものと言えるでしょう。
さらに、高市氏は「バイト代が貯まるとツーリングに出かけ、全国の海岸線沿いの道はほとんど走りました」と語っています。
高市早苗の意外な素顔と政治家としての顔
バイク好きで不良娘だった過去を持つ高市氏ですが、現在は経済安全保障担当大臣として重要な役職を担っています。
この意外な経歴が、現在の政治家としての姿勢にどのような影響を与えているのでしょうか?
高市氏は自身の経験について、「親に反抗した経験があるから、親とぶつかって家に居たくない子の気持ちがわかる。そういった国民のリアルな感情に寄り添えることが私の強みです」と語っています。
この言葉からは、過去の経験を政治活動に活かそうとする姿勢が伺えます。
反抗期を経験したからこそ、若者の気持ちや社会の多様性を理解できるのかもしれません。
また、高市氏は37歳頃に「万が一の怪我で国会を休んでは、有権者の皆さまに申し訳ない」という理由で公道でのバイク乗りを辞めたそうです。
これは、政治家としての責任感の表れと言えるでしょう。
自身の楽しみよりも、有権者への責任を優先する姿勢は、政治家としての覚悟を感じさせます。
高市氏のバイク経験は、政策にも影響を与えています。
2005年の道路交通法改正の際、125cc超のバイクの高速道路での2人乗りを可能にする改正に貢献しました。
高市氏は「2人乗りで一般道を走るよりは、高速道路を走るほうが事故率は低いはずだ」と主張し、自身のバイク経験を政策立案に活かしたのです。



まとめ
高市早苗氏の学生時代は、一般的なイメージとは異なる「不良娘」で「バイク女子」だったことが分かりました。
この意外な過去が、現在の政治家としての姿勢にも影響を与えているようです。
バイク好きで反抗的だった若き日の経験が、国民の感情に寄り添う政治家としての強みになっているという高市氏。
今後の政治活動にも、この独特な経歴がどのように活かされていくのか、注目していく価値がありそうです。
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